南大分マイタウン 本誌 第415号・令和2年10月1日

ラベンダー(更年期専門)外来 最近の話題「不妊治療の保険適用」

医療法人社団愛育会 曽根崎産婦人科 院長 衛藤 真理

 新しい自民党の総裁選が始まり、このマイタウンが発行される頃には新しい総理大臣が決まっていることと思います。菅さんは(他の方も)不妊治療の保険適用を可能にすると話していましたので、これが実現すれば、少しは明るい話題が増えると期待しています。しかし、ゆるやかな婚姻率の低下、ゆるやかな離婚率の上昇、初婚年齢の上昇に不妊率の上昇などなど、少子化については問題山積みです。まず、日本では、結婚しないと生まれないので、婚姻数が増えないと子供の数はなかなか増えないでしょう。シングルマザーで産んでも十分食べられる様にしないと、産めませんわあ。ずっと昔に比べれば、一人でも産みますと言う方は増えています。結婚はしてないけど、産んでみたいという方もたくさんいます。でも、産んで子育てをする間、女性が受ける負担は、経済的にも精神的にもかなりなものです。最近立て続けに、経済的に問題のあるシングルマザーの方がいましたが、市の保健師さんを通じて行政のサービスが受けられるようになり、解決しつつあります。

 先週もなんだか具合が悪いという40代の方が外来に来て、更年期でしょうか?と言います。モチロン、それもあるでしょうが、夫が子育てに協力しないので、離婚も考えているとのことでした。精神的な疲労の上に金銭的な負担、おまけに身体的にも更年期の女性ホルモンのアンバランスが重なり、疲れていました。産婦人科的な補助は何か出来るかもしれませんが、それだけでも解決できません。せめて、金銭的な補助があれば、保育園にいつでも入れることができて、困らないだけの生活もできるなら、もう少し気が楽です。子育てには時間と労力(人の手)が必要ですが、この負担は女性が分担している事が多いのです。昔の様な大家族制度も良いところがたくさんありましたが、問題もありました。疲れた時に安心して預けられる人がいるのはありがたいけど、口も出されるのはいやなんです。産んだ後の問題が解決しないと、安心して産むことができないし、結婚にも子育てにも消極的になってしまいます。つまり、産む前から産んだ後の子育てまで、途切れない援助がなければ、経済的に弱い若い方は誰も産めないでしょう。子供の数が増えないでしょう。

 日本は世界で一番不妊治療が進んでいて、体外受精の数は世界一です。しかし、残念ながら成功率は世界一ではありません。その原因は、治療を受ける方の年齢が高すぎること、治療の開始が遅すぎるということです。いくら高度の医療でも卵の年齢には勝てません。もし、人工授精や体外受精をするとしても、もう少し若くスタートすれば、成功するのですが……、そして、成功しなければ、適切にステップアップしていかねば、年齢が上がってしまいます。もし、保険適応になって、治療の開始が早まれば幸いです。

みどりのお薬箱㊱

 前回予告いたしましたように、コロナ禍におけるエアコンの上手な使い方もしくは、換気の方法についてお話しいたします。これからは、気温が下がり暖房を使用する事になってくる場合も、大まかには冷房の時と変わりはないです。寒気に関しては、前回もお話しした様に対称となる窓をそれぞれ10センチ程度開けて、空気の対流を作ります。ただ、エアコンでの冷暖房であれば、夏は風向きを水平か上向きに、そして冬は下向きにしておいてください。これからのシーズンに併せて注意を要するインフルエンザウイルスは、乾燥によって増殖するので、適度な湿度も保てるようにしておきましょう。

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すこやか通信「睡眠時無呼吸症候群」

伊藤内科医院 院長 伊藤 彰

 10月に入って、朝晩が冷えるようになってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 睡眠時無呼吸症候群は、就寝中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。本人は、全く気づかずに生活している場合が多いのですが、日中の強い眠気やだるさ、起床時の頭痛といった症状が現れることもあります。

 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に喉の空気の通り道(気道)が塞がって、一時的に呼吸をしていない状態になる病気です。10秒以上呼吸が止まる無呼吸や、呼吸が弱くなる低呼吸が、1時間あたり5回以上繰り返され、日中に強い眠気や居眠りなどの症状がある時に、この病気と診断されます。

 無呼吸の間は、酸素が体に入ってこないために息苦しくなります。すると、脳が覚醒し、呼吸をするように指令を出し、呼吸を再開します。就寝中にこれを何度も繰り返すために、熟睡できないことが昼間の眠気や疲労感、倦怠感などにつながります。

 患者さんの多くは中年以降の成人で、①太っていて、あごや首に脂肪がついている②加齢③あごが小さい(気道が狭い)④扁桃肥大などが原因です。

 日本人はもともと骨格的に気道が狭く、のどが閉塞しやすいため、肥満のない睡眠時無呼吸症候群も見られますが、6割の患者さんは肥満を伴っています。

 眠っている本人は自覚しにくく、家族から「いびきが大きい」「寝ている時に息が止まる」と指摘されて、病院を受診されることが多いようです。

 次のような症状があったら、一度、睡眠専門外来や、耳鼻咽喉科、呼吸器内科などで相談してみましょう。

①睡眠中に呼吸が止まる②睡眠中に大きないびきをかく③睡眠中に息苦しさがある④日中に強い眠気がある⑤集中力の低下や倦怠感がある⑥夜間トイレに何度も起きる⑦朝起きた時に頭痛がする等です。

 肥満は、睡眠時無呼吸症候群の大きな要因ですので、食べ過ぎや運動不足など、肥満を招く生活習慣を見直しましょう。軽度の睡眠時無呼吸であれば、減量と生活習慣の見直しで改善することもあります。

ひつじの健康相談 「くしゃみが止まらないんですが」

ほうふ耳鼻咽喉科院長 螻川内 英臣

 新型コロナの影響でテレワークが普及し、会議もweb上で行われていますが、自分には縁がないなぁと思っていました。先月初めてZoomを使った会議(の予行)がありました。送られて来たメールからURLをクリックして、ダウンロードして、初めてでも難しくなくできそうです。テスト画面の背景では散らかった部屋が映し出されるため、夜の会議に備え、昼休みにインターネットで調べたりして、コンピューターの中に最初から入っているきれいな写真を背景に持ってきました。カメラとマイクとスピーカーが必要ですが、元々パソコンについているもので大丈夫でした。実際に始まって見ないと分からない部分もありましたが、無事にZoomデビューできました。久しぶりに複数の耳鼻科の先生と話ができて盛り上がりました。

Q.秋になって、鼻がむずがゆくてくしゃみが止まりません。

A.春のスギ花粉が有名ですが、夏も秋も花粉によるアレルギー性鼻炎があります。スギ花粉症の7〜8割の人が、別の花粉によるアレルギーを起こすと言われており、秋の花粉症も増えています。秋になって風邪も引きやすい時期になり、風邪と花粉症で見分けがつきにくいところもありますが、花粉症では水鼻が続き、目のかゆみがあり、熱はあっても高くはなく、晴れた日に悪くなりやすいなどの違いがあります。原因となるのはブタクサやヨモギなどの雑草で、スギなど樹木の花粉と違って遠くまでは飛びません。公園や河川敷、緑地帯など草の多い場所に近づかないようにしましょう。スギの花粉症の対策と同様で、花粉が体に入ってこないようにします。コロナ対策でマスクをすることが花粉症にも有効です。また花粉とは別にダニアレルギーも秋に悪くなりやすく、夏に増えたダニの死骸やフンがアレルギーの原因となります。朝晩の気温も下がってきて、温度差の影響も出てきます。こちらは掃除をこまめにして環境を整えましょう。症状が続けば、内服・点鼻薬などで治療を行います。

行政書士の無料相談会10月15日

 行政書士による無料相談会が10月15日(木)午後1時から4時まで、溝邉総合法務事務所内で開催されます。相続・遺言・成年後見・就労ビザ・国際結婚・親子や夫婦関係についての心配事、また、会社設立を考えている方、その他お困り事があれば、この機会に相談してみませんか。相談は無料。秘密は厳守されます。

お問い合わせ

溝邉総合法務事務所、大分市三ヶ田町1丁目3番3号、パチンコ湖月斜め前

☎︎547-9333、090-8913-3681

田中サロン 8月は体操

 田中町ではサロンを月に2回行っているが、8月28日(金)には健康指導員の指導による体操が行われた。田中町は人口も多いが、サロンの参加者が多く、当日は約40人が参加。

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