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南大分マイタウン 本誌 第402号・令和元年9月1月

ラベンダー(更年期専門)外来 最近の話題 

医療法人社団愛育会 曽根崎産婦人科 院長 衛藤 真理

 産婦人科医師として、毎日仕事をしていて 1番気になることは、子宮頸がんのことと無事に赤ちゃんが生まれてくるかということです。他のことはどうでもいいと言ってるわけではありませんが、多いのはかゆいカンジダですし、更年期で苦しんでいる方もたくさんいますし、月経の前にいらいらして、職場の人に当たったり、家族ともめたりして、つらい方もたくさんいます。鎮痛剤が効かず つらい生理痛で受診する方もたくさんいます。それぞ れに悩んだ末困って受診されるわけですが、やはり、生死に関わることは心配です。今までにも何回も書きましたが、最近は子宮頸がんワクチンを積極的に勧めています。なぜなら、子宮がん検診(ほとんどは子宮頸がんです)に来て前がん状 態や進行癌が増えているからです。全世界的に子宮頸がんワクチンの接種が進み、先進諸国の中では唯一日本だけが子宮頸がんが増えているのです。  国内では 年間約一万人が子宮頸がんに罹患し、その3人に1人に相当する三千人弱が死亡しています。死亡に至らないまでも、治療により妊孕力を失っている生殖年齢の女性が多くを占めます。上皮内癌を含めると2000年以降罹患数は3万人を超えるのです。日本では、女性の約83人に一人が一生涯の中で子宮頸がんを発症すると推定され、しかも2000年以降、子宮頸がん罹患率、年齢調整死亡率は上昇の一途をたどっているのだそうです。胃癌、肺癌、乳癌、大腸癌、肝癌という5大癌はすべて年齢調整死亡率が減少している時代に、子宮頸がんだけは上昇しているそうです。これは、日大の川名教授の論文から引用していますが、とにかく、この対策としては子宮頸がんワクチンの接種しかないのです。そうは言っても、接種を受ける側からすると、テレビで放映された副反応については 心配になるところです。HPVワクチンの有害事象に関して、国内 外で再調査によってわかってきた接種後副反応の転帰についてまとめられています。国内338万人接種のうち副反応の疑い報告が2584人であり、その約90%が回復し、通院不要となってるそうです。回復 してないのは、186人(のべ接種回数の0・002%)だそうですが、厚労省の研究班による、HPVワクチン接種後に発生した「多様な症状」(機能性身体症状という)と同様の症状を呈した症例の全国調査では、HPVワクチン〜接種歴のない女児(12〜18歳)にも、同様症状を呈する学童がいたことが示されたとのことです。その他にも、名古屋市の調査でも、HPVワクチン接種者と非接種者の間に差は無く、むしろ、接種者の方が低かったとの報告があっています。欧州薬事当局でも、日本で起こったHPVワクチン問題を受けて安全性の再調査をし、(10〜19歳)のワクチン接種を受けた人と同年代の一般集団で差がなかったと結論づけたそうです。このような副反応を否定するデータはテレビで大々的に報道されるわけでもないのです。子供のことを心配するのはあたりまえですから、わかりますが、私はできるだけ詳しく説明をして、ひとりでも、多くの女児が子宮頸がんにかからないようにワクチンを勧めています。

すこやか通信「高齢発症てんかん」

伊藤内科医院 院長 伊藤 彰

 9月に入っても、まだまだ暑い日が続きますが、皆さん、如何お過ごしですか?  てんかんは、突然けいれんして意識をなくす子どもの病気と思っていませんか。実は、患者の半数近くは65歳以上の高齢者です。特に高齢になって発症したてんかんは、けいれんを伴わず、急にボーッとしたりするため、認知症と間違われることがよくあります。薬物療法で進行を止められるので、早期発見が大事です。  てんかんは、精神疾患と誤解されている一面があります。実際は、脳の神経細胞が過剰に興奮して神経ネットワークに障害が起こり、発作を繰り返す、脳の慢性疾患です。加齢そのものがリスク因子なので、年を重ねるにつれて誰でも発症する可能性がある病気でもあります。  代表的な症状の1つは意識障害です。といっても、突然動作が止まり、1点を見つめてボーッとするといったもので、卒倒するようなこともありません。発作は数十秒から数分で終わります。こうした発作が繰り返されるうちに、発作がない時も記憶障害が見られるようになります。  治療せずにいると、発作の起こる頻度が上がり、記憶障害は進行します。てんかんが疑われる家族がいたら、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。日本てんかん学会の専門医に診てもらうのが良いでしょう。日本てんかん学会のホームページに専門医名簿が掲載されています。  てんかんと診断がついたら、抗てんかん薬を用いた薬物療法が行われます。高齢発症てんかんは、薬に対する反応が良く、8〜9割の人は発作をコントロールできます。  最も注意して欲しいのは、薬を飲み忘れないことです。  アルコールは治療効果を低下させるので、やめるべきですが、そのほかには、特に避けなければいけない事はありません。  脳に良い刺激を与える事が望ましいので、行きたい場所に行き、会いたい人に会うなど、好きな事を積極的に行いましょう。

ひつじの健康相談 「屋久島へ行って来ました」

ほうふ耳鼻咽喉科院長 螻川内 英臣

 お盆に世界自然遺産である、屋久島に行きました。出発前から台風が3個も発生して、天気予報とにらめっこでしたが、最後の10号の予想がなかなか定まらず、11日から14日の予定でしたが、一日早めて、13日に取り直しました。11日の夕方に到着し、12日は縄文杉を予定していました。最近は運動不足だったので、屋久島に行くことが決まって1ヶ月くらいジムに行き、また、予行演習として、黒岳や大船山に登ったりしてみました。黒岳は途中までで断念、大船は往復で9時間かかりましたが山頂まで行けました。縄文杉は20㎞10時間かかるということで、大船は長者原から15㎞ということで選んだのですが、登れたので大丈夫かなと思いました。朝4時40分にホテルに迎えが来て、バスで荒川登山口まで行き、登っていきます。前日は出発時から雨具を着てたそうですが、当日は晴れたり曇ったり。一月に35日雨が降ると言われる屋久島ですが、場所にもよるし、ガイドさんの話では1ヶ月くらい降らないこともあるそうです。途中で雨具を上だけ着て、雨は降ったりやんだり、晴れ間が出たりと目まぐるしく変わっていきます。縄文杉のところは携帯が繋がるのは驚きましたが、途中は繋がらず、台風情報も入ってこない。その日のことはガイドさんもいるし大丈夫なのですが、帰りの便を変更しないといけないか、心配しながらのトレッキングでした。台風が超大型となったため、遠く離れていましたが13日の飛行機は欠航、翌日も欠航。この時点で16日のキャンセル待ちがとれていたので、そちらに振り替え、15日もキャンセル待ちしましたがとれませんでした。  屋久島では五月の豪雨で3百人くらい孤立したニュースがありましたが、あれから観光客がぐっと減って、20年以上ガイドをしている方が、こんなに仕事がなかったことはないと言っていました。やっとお盆で書き入れ時だったのに、台風で宿から出ることもできないような状況でした。

行政書士の無料相談会9月11日

 行政書士による無料相談会が9月11日(水)午後1時から4時まで、溝邉総合法務事務所内で開催されます。相続・遺言・成年後見・就労ビザ・国際結婚・親子や夫婦関係についての心配事、また、会社設立を考えている方、その他お困り事があれば、この機会に相談してみませんか。相談は無料。秘密は厳守されます。

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