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​平成30年7月1日 第388号5P

大友氏四〇〇年「69」大友氏ゆかりの地を訪ねる3

NPO法人・大友氏顕彰会 理事長 牧 達夫

大友氏初代能直の五輪塔 がある常忠寺

(豊後大野 市大野町藤北)

 国道立号線の大野町から、山際の藤北方面に進むと、田畑が広がる山麓にさびれた風情の常忠寺がある。

 ここに大友氏初代能直のものといわれる、五輪塔がある。常忠寺の由来をみると、鎧ヶ岳城主戸次氏代々の菩提寺といわれる。おそらく戸次氏は、平時は鎧ヶ丘麓の常忠寺周辺に館を構えていたものと思われる。

 戦国期の戦火で館や常忠寺は荒廃したと思われるが、藩政時代の宝永年間(一七〇四~一七一〇)、 本田善輝なる人物が一宇を建立し、寺を再興したといわれている。さらに文化三年(一八〇六)、 善輝の曽孫が、村人らと堂宇を補修して存続、近 年の昭和二五年に阿弥陀堂を改築し、屋根を瓦葺に替えたという。

 この阿弥陀堂の脇から石段を上がると、山際の高台に墓所があり、大友能直の墓といわれる大きな五輪塔が、他の五輪塔 (五基)、印塔(五基)、宝塔(二基)などとともにひっそりと佇んでいる。

 だが、この五輪塔が能直のものであるか、またいつごろ建てられたかについては、はっきりした確証はないようである。

 大友能直は源頼朝の秘書官的身分で鎌倉幕府と京の朝廷との調整役として忙しく、豊後には入国しなかったようで、大野荘の地頭としての所領は、没後、妻風早深妙が子息に分譲している。

 この地は南北朝以降、大友一族の戸次氏が鎧ヶ丘城主として治めている。

 能直の墓は、妻深妙が子息に建てさせたものとも思えるし、あるいは、 戸次氏が供養のため建立したとも考えられる。

 ところで、戸次氏の中で、筑前立花城主となり、大友氏随一の勇将とうたわれた戸次鑑連(のちの 立花道雪)が出ており、その養子の立花宗茂(大友一族吉弘氏の出で戸次 鑑連と並ぶ勇将高橋紹運が実父)が筑後柳河城主となり、以降立花氏は大友一族の中で、唯一幕末まで大名として存続した。

 文政五年(一八二三)、柳河藩(立花家)は、能直の六○○年忌の慰霊祭を、ここ常忠寺で催している。その時建てた碑文が能直の五輪塔の傍に立っており、大友、立花両家のゆかりの関係を記してある。

二〇二二年には、大友能直の八○○年忌に当たるので、どういう構成かは別にして慰霊祭か何か行事を企画したいものである。

 

 能直の五輪塔の横に立っているもうひとつの五輪塔は、最後の鎧ヶ丘城主戸次統常(戸次鑑連 の孫)の墓で、統常は天正十四年(一五八六)の戸次河原での豊薩合戦に二二歳の若き武将として出陣し、壮絶な最期を遂げた。

 大友氏と戸次氏、立花氏ゆかりの藤北一帯は、いまは寂しい山あいの農村地帯となっており、かつての栄光のよすがもないが、山際に佇む大友能直と戸次統常の五輪塔が、大友氏の歴史をいまに伝えている。

 常中寺にはこれまで四~五回訪れているが、いつも地元の皆さんが栽培している花芭蕉園があり、梅雨の時期、大友氏ゆかりの山里に安らぎの空間を提供している。今も続けられていることと思う。

この問題どうしたら解決出来るの?~最近の相談事例から~

質問

 私は両親と3人で生活しております。最近、80歳半ばになった父が、パンフレットや通信販売などで同じ品物を何度も購入したりします。そのたびに注意するのですが治りません。認知症のようにはないのですが浪費癖が激しく困っております。このような状態でも法定後見の申し立てができるのでしょうか。

回答

 法定後見の対象者は、物事の判断ができなくなった方が対象です(例えば認知症やアルツハイマー症)。単に、浪費癖が出ていると言ったことだけでは法定後見の申し立ては難しいように思われます。後見対象者より程度が軽く、判断能力が著しく不十分な方は、新しく制度化された補佐、補助制度を利用できるようになっておりますので家庭裁判所や行政書士などの専門家に相談されることをお勧めします。

このような問題や相続、遺言について当事務所は無料で相談をうけておりますので気軽にご利 用ください。

 大分市城南北町25班 渡邊行政書士事務所 ☎ 546-0338 

大友氏顕彰会の通常総会

 大友氏顕彰会(牧達夫理事長)の総会が、5月25日ホルトホール大分で開催された。

 同会の活動は年々活発になっており、大友氏の認知度も高まってきているが、未だ決定打に欠けるものがある。大友氏のNHK大河ドラマ化も全国から要望が出されているので、焦らずに10年後の実現を目指そう、などと牧会長が挨拶した。

 総会資料だけでも60ページ近くあり、事務局の忙しさも並の忙しさではない。

富士見ヶ丘幼稚園でじゃが芋掘り

 富士見ヶ丘幼稚園(渕野二三世園長)で6月8日、ジャガイモの収穫が行われた。指導したのは大分南ライオンズクラブの野田和典さん達。植え付け時期が少し遅れたが、じゃがいもは大きく育って園児達は大喜び。たくさん収穫できて粒も揃っている。

 収穫したじゃがいもは先生たちが袋詰めにしていたが、園児たちに持ち帰らせたようだ。小さい頃から土に親しんでおくのは大切なことだ。

城南南町でひまわりの種配布

 城南南町(堀和則会長)で6月10日、ひまわりの種と土の入ったプランターが配布された。これは未来創造まちづくり事業の一環で、希望者全員に配布された。当日は雨模様だったので予定時間を早めて行われた。同町集会所の周りにもひまわりのプランターが並べられている。

豊老連のカラオケ大会

 豊老連(豊府校区老人クラブ連合会・牧達夫会長)のカラオケ大会が6月16日午後羽屋公民館で行われた。36名が参加して「北国の春」や「別れの一本杉」「さざんかの宿」「夜露よ今夜も有難う」などの懐かしい歌を歌った。大きな声で歌を歌うことは体にいいと言われている。

夏休み子供教室のお知らせ

南大分公民館では「夏休み子供教室生」を募集中です。夏休みの作品づくりやレポート作りに毎年大人気です。

7月24日(日)9時~ 12時、「陶芸」集会室、講師は米澤知子氏。

8月5日(日)9時~12時、「木工作」集会室、講師は東大分匠の会。

7月27日(金)13時~15時「絵手紙」講師は山本英子氏。

7月31日(火)午前中「料理」調理室、講師は原孝子氏。

7月27日(金)10時~12時 「トールペイント」工作室、講師は塩月秀美氏。

7 月24日(火)13時30分~ 15時30分「折り紙で作るランチョンマット」、多目的ホール、講師は佐藤智美氏。

 詳細については南大分公民館☎544-6688へお問い合わせ下さい。

​社団協の総会

 南大分地区社会教育関係団体連絡協議会(略称 社団協・江藤英俊会長)の総会が、6月8日南大分公民館で開催された。同会には南大分のほとんどの団体が加入しており、今年度の事業計画などが話し合われた。

 ふれあいスポーツ大会や「未来のみなみおおいた」作文事業、新年祝賀互礼会なども社団協の事業で、今年度も事業を継続していくことが決った。