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南大分マイタウン 本誌 第404号・令和元年11月1月

ラベンダー(更年期専門)外来 最近の話題「老化ということ、始まりは月経そして閉経」 

医療法人社団愛育会 曽根崎産婦人科 院長 衛藤 真理

 先月号は月経は早くすることも遅らすこともできます。ピルは一年に何回使っても特に何の問題もありません。あとで、周期が少し乱れても、そのうちに自然に治ります。という話でした。それを読んで、早速月経調整に来た方が数名いました。この秋の海外への修学旅行のために、月経を調整したいということでした。最近の海外への修学旅行は、ホームステイがありますので、旅先やステイ先で月経になりたくないということです。月経痛が重かった私には、その気持ちはよくわかります。しかし、もっと早く、少なくとも旅行の一ヶ月前に来て頂ければ、もっと自由に余裕を持って時期の変更ができるのに・・。できれば、旅行や修学旅行の前に月経を終わらせると、道具を持って行かないでもよいのです。それがぎりぎりだと、飲み忘れて月経が始まることもあるので、たとえ、時期は遅らせても用意は必要です。

 ところで、月経はあって普通ですが、どの人にも必ず閉経が訪れます。月経が無くなって一年経つと、その最後の月経があった時を閉経と呼びます。

 閉経は平均は51歳くらいですが、かなり、ばらばらで、40歳で閉経もあれば、ものすごく長い方では60歳くらいまであった方もいました。脳はその個体が生まれて死ぬまで働きますが、卵巣は10歳くらいから働き始め、どんなにがんばっても50歳くらいまでしか働きません。卵巣が働かなくても、脳は卵巣を働かせ続けようとして、ゴナドトロピンという卵巣を刺激するホルモンを出し続けます。卵巣はもう休みたいのに、脳から怒られてひっぱたかれて、無理して働きます。これが、更年期障害の原因なのです。もう一年以上も止まっていた月経が脳から怒られてもう一回来たりすることもあります。しかし、脳がいくら怒っても、もう卵巣には卵が残っておらず、50歳前後に5年くらい怒り続けた脳も、次第にあきらめてしまうと、いわゆる自律神経失調症と呼ばれる症状も落ち着きます。卵巣が枯れてしまう、つまり閉経して次の世代を生めなくなると、ほとんどの動物は死んでしまいますが、しぶとく生き残ってるのは人間だけです。何万年も人間は閉経後に生き残るということがありませんでした。しかし、現代では医療が進み、病気を克服し、栄養が良くなり、労働が軽くなり、とうとう100歳まで生きることとなりました。私の外来に来るたくさんの方が、あちこちの病院で色々検査をしたけど、まだ、お腹が少し痛いとか、外陰部がしびれるとか、色々訴えます。どこかが悪いことは間違いないのでしょうが、かなりな部分が老化が原因で、完全によくすることがは出来そうもありません。そのことを納得なさる方もいますが、何回もいらして、なかなか納得なさらない方が多いです。老化ですと片付けてしまえば医者はいりませんが、100歳も生きることが珍しくない時代には、老化ですので治せないと患者さんに告げる前に、ありとあらゆる検査が行われます。それって、無駄使い?それとも、必要?

すこやか通信「高齢者の高血圧」

伊藤内科医院 院長 伊藤 彰

 11月に入り、冷えこむ日が多くなってきましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか?

 血管は加齢とともに硬くなり、それに伴って血圧も高くなっていきます。血圧の高い状態が続くと動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞を起こすリスクが高くなります。これらは命にかかわることでもありますし、深刻な後遺症をもたらすことも少なくありません。

 血圧に2種類あるのは、よくご存知でしょう。俗に上の血圧と呼んでいるものは収縮期血圧(最高血圧)、下の血圧は拡張期血圧(最低血圧)といいます。

 血圧とは、血管壁の内側にかかる圧力です。血管は縮んだり(収縮)、膨らんだり(拡張)を繰り返して血液を全身に送っています。

 慢性的に血圧が高い状態は体に負担をかけ、血管では動脈硬化、心臓では心肥大が進みます。それが元となって、脳卒中や心筋梗塞、不整脈、心不全などを発症しやすくなります。

 これらの病気を防ぐ有効な手段の1つが、血圧のコントロールです。

 血圧をどこまで下げるかは、年齢や合併症などによって異なります。さらに、同じ人でも2つの目標値が示されています。これは、血圧が測る場所の影響を受けるからです。医療機関で測る血圧を診療室血圧、自宅で測る血圧を仮定血圧といいますが、家ではリラックスできるので、一般に医療機関で測るより低くなります。家庭血圧の目標値は診察室血圧より低く設定されています。

 後期高齢者の降圧目標は、150/90未満で、一般的な値より収縮期血圧が高いのです。この年齢の人の血圧を急に下げるとふらつきなどが起こりやすく、転倒や、それによる骨折のリスクが生じます。

 そのため、第一段階として、150/90未満を目指し、それが達成できた時点で臓器障害などの問題がなく、服薬を続けられそうだったら、140/90未満を目標に治療を続けます。

 寒い時期は寒暖差に注意が必要です。外出時や脱衣時はもちろん、起床後すぐも軽視できません。短時間でもしっかり防寒しましょう。

みどりのお薬箱㉕

 皆さま、今年は秋がなくて一気に冬がやって来たという感じでしたが、体調管理はいかがでしょう?

 今回は、先月にうちの薬局であった高校生のインターンシップについてご紹介いたしましょう。これは、大分県教育庁高校教育課による取り組みです。将来の進学や就職に向けて、実際の職場を体験して理解を深めることにより、学習をするモチベーションを高めるためのものです。実際うちでは、大分市薬剤師会からの依頼により、地域に暮らす高校生で薬剤師を目指そうとしている方の受け入れを致しました。数時間の事ではありますが、薬局での薬剤師の仕事内容や地域における役割などを学んでいただきました。なかなか見えない業務である調剤室での仕事を体験する事により、これからの学生生活を有意義にしていただけたらなと感じました。そして、できれば立派な薬剤師になり、この地域でいきいきと仕事をしていただきたいです。

(有)みどり調剤薬局 豊府店 羽屋4-1-A

☎・540-7210 F・0120-08-3745

ひつじの健康相談 「来春のスギ花粉予想」

ほうふ耳鼻咽喉科院長 螻川内 英臣

 にわかラグビーファンとなり、ファンゾーンや祝祭の広場に出かけ、各国料理を食べたりして楽しめました。街中には大分とは思えない光景が広がり、私も商店街を歩いていると、すれ違った外国の方に担がれてくるくると回されました。原稿を書いている時点で日本はプール戦終了し、1位通過が決定。日本チームの快進撃に合わせ、にわかファンが増えて盛り上がりも急上昇という感じです。どこまでいけるでしょうか。ほかに国体やサッカーのアジア予選、バレーボールワールドカップ、世界陸上、プロ野球CSなどスポーツイベントが目白押しでどれをみるか迷う時期でした。一方で台風被害が続きました。9月に15号が関東に暴風で大きな被害をもたらし、その復旧ができないまま、10月は同じようなコースで、より強力と思われた19号により、大雨による大きな被害が出ました。以前と比べ、自然災害が甚大な被害をきたすことが多くなりました。今まで以上に警戒が必要です。今回のニュースを見ていても、個人のできる範囲を超えているところも多いですが、自治体などの対応の限界も超えており、個人での備えが重要だと思います。

 来年春のスギ花粉飛散予報が発表されました。今年は特に花粉症のひどかった方が多く、ここ3年多い年が続いたので、花粉症の人には朗報です。スギ花粉の量は前年夏の気温が高く、日照時間が多く、雨が少ないと花芽が多くつくられ、花粉の量も多くなります。今年の夏は、気温は平年並みで降水量は多く、日照時間は少ない夏でした。日本気象協会の予想では九州から関東甲信にかけ、例年より少ない見込みで、特に九州は例年比で30%と非常に少ないと予想されています。今年との比較でも九州から東海は非常に少ないと予想され、今年の20%となっています。株式会社ウェザーニューズでも全国的に平年を下回ると予想しており、今年の80%、一昨年の5割前後と推測されています。油断せずにしっかりと対策しましょう。

行政書士の無料相談会11月13日

 行政書士による無料相談会が11月13日(水)午後1時から4時まで、溝邉総合法務事務所内で開催されます。相続・遺言・成年後見・就労ビザ・国際結婚・親子や夫婦関係についての心配事、また、会社設立を考えている方、その他お困り事があれば、この機会に相談してみませんか。相談は無料。秘密は厳守されます。

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溝邉総合法務事務所、大分市三ヶ田町3-2、パチンコ湖月斜め前

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