南大分マイタウン 本誌 第406号・令和2年1月1月

ラベンダー(更年期専門)外来 最近の話題「少子化対策 」

医療法人社団愛育会 曽根崎産婦人科 院長 衛藤 真理

 先月号に少子化の事を書きましたが、本当にこれが一番大事な問題だと思います。子供が生まれなければ、すべての経済、産業、外交もみんな成り立たなくなってしまいます。最近聞いた話ですが、今、米国では大きな企業が女性社員の卵子凍結にお金を出すことが、流行っているそうです。卵子を早くに凍結しておけば、晩婚になっても、凍結した卵を使って体外受精を行えば、自分の子が持てます。卵巣にある卵子、つまり、卵は、体の中に置いておくと、どんどん劣化しますが、若いうちに体外に取り出し、凍結しておくと、劣化が防げて、長い間保存できるのです。ずっと前に見たSF映画で、何万光年もの長い宇宙旅行で、別の星に行くのに卵子を凍結しておくという話がありましたが、そんなスターウオーズみたいな話ではなくて、切羽詰まって、少子化問題はこんなことまで、実行されつつあるそうです。卵を体の外に取り出すのは、そう簡単ではありません。取り出したあとも、それを何年間か保存しなくてはなりませんので、これにも費用がかかります。これには約二百万から三百万円かかるようで、その費用を大企業が負担するというのです。今や女性は早く結婚して家庭に入り、子供を生み育てなさいなんて言ったら、セクハラだパワハラだと総スカンです。女性が働かなくては何事も回りません。マンパワーとしての女性の存在は企業にとっても、重要です。ですから、女性が落ち着いてキャリアを積むことができるように、卵子凍結にお金を出し、結婚したいときに子供が持てるようにサポートするということのようです。最新型福利厚生方法です。卵子を体外に取り出すためには、月経が始まったら三日目くらいから、毎日注射を十日間くらいうち、普通は一ヶ月に一個しかでない卵を、一回の採卵で出来るだけたくさん採取します。その卵を小分けにして保存するのです。少し前までは、卵子は、できれば受精させた状態で凍結保存するほうが望ましかったのですが、技術は進歩しており受精してない卵子の凍結保存も今では可能です。自分の卵子を凍結保存するならできれば、保存する前に生めば良いわけですが、生めば育てなければならないし、生みたい相手に何時巡り会うかもわかりません。そこで、早めに決断して、卵子を凍結保存しておけば、預金みたいなもんですから、ちょっと安心です。凍結保存する卵子も若ければ、若いほど良いのですが、そんなに早くは決められないので、いったい何歳くらいで決心するのか?悩ましい問題がいっぱいあります。日本でも、若い方の癌や白血病等などの抗がん剤や放射線の治療の前に卵子凍結は行われつつあります。

すこやか通信「物忘れが多くなっていませんか」

伊藤内科医院 院長 伊藤 彰

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は、南大分マイタウン共々、大変お世話になりました。今年も宜しくお願い致します。

 1月になり、寒さも本番、体が芯から冷える時期となりました。

 2025年には、高齢者の4人に1人が、認知症と認知症の一歩手前である軽度認知障害(M CI)になると推定されています。MC Iは病気ではありませんが、認知症になる前、この状態の期間が必ず存在します。そして、MCIから健常に戻る人がいる一方、放置していると認知症へ進行する確率が高くなります。

 認知症の多くは、ある日突然発症するわけではありません。発症する10から20年前から、脳の中では変化が起こっていることが科学的にわかっています。認知症と診断されてから治療を始めても健常な状態にはなかなか戻すことはできませんが、認知症の前段階で予防すれば進行が緩やかになり、天寿をまっとうするまで人間らしく生きることは可能です。

 この段階での、薬を使わず脳や神経を活性化する4つの対策をご紹介します。

 1つ目はコグニション(認知)とエクササイズ(運動)を同時に行うコグニサイズです。運動には認知機能を高める効果があり、さらに体を動かしながら頭を使う運動は、脳を活性化させると言われています。歩きながら、目に見えた看板の数値を足し算したり、歌を覚えたりすると良いでしょう。  

 2つ目は塗り絵です。自分に合った中等度の塗り絵を選びましょう。簡単すぎると脳の負担にならず、細かすぎてもやる気がなくなってしまいます。

 3つ目は栄養です。脳の老廃物を排出する力を持つ、クルクミン(ターメリック)や、科学的に証明されたサプリメント等も良いでしょう。

 4つ目は、脳を刺激すると同時に、脳からの刺激を引き出す神経クリーニングを行います。紙面では、ちょっと説明が難しいので、「顔つまみ神経クリーニング」で検索してみてください。

 認知症予防の取り組みに早すぎることはありません。40、50代でも積極的に取り組み、認知症を予防しましょう。

みどりのお薬箱㉗

 新しい年が明けました。今年もよろしくお願いいたします。今回は、意外と見ているようで見ていない、お薬をお渡しする時に入れる薬袋についてお話しいたします。薬局毎で薬袋の形式は違いますが、記入している事は同じです。まずは、飲み薬なのか部分的作用の外用薬か、悪い時だけ使う頓服なのかを記載してあります。うちでは、一度に沢山処方された時に分からなくならない為に内服は黒字、外用は赤字、頓服は緑字と区別をしてあります。続いて氏名・用法と記載しており、使い方や先生からの指示を記載します。お渡しの時に薬剤師から説明をいたしますが、全部を覚えていなくても、使用時にこの薬袋を確認していただくと、間違いなく使用する事ができますので、再度ご確認をお願い致します。次回からはシリーズで、もう少し詳しくお伝えいたしましょう。

(有)みどり調剤薬局 豊府店 羽屋4-1-A

☎・540-7210 F・0120-08-3745

ひつじの健康相談 「鼻血がよく出るのですが・・・」

ほうふ耳鼻咽喉科院長 螻川内 英臣

 明けましておめでとうございます。令和最初のお正月です。

 郵便局で葉書をポストに投函して車に乗り込むとエンジンがかかりません。最近セルの回りが悪いなと思っていましたが、販売店で点検を受けてくださいと表示が出るので、販売店に連絡しようとスマホのアプリから電話をすると、販売店ではなくコールセンターにつながり、自動車保険からロードサービスが来るとのこと。JAFに入っていればそちらが優先されるとのことで、JAFの車がやってきました。結局原因はバッテリー上がりで、エンジンを始動した後にディーラーでバッテリーを交換してもらいました。特に室内灯つけっぱなしにしていた等原因があるわけではないですが、本格的な故障でなくてよかったです。インターネットで検索すると、今の車種で同じようなバッテリーあがりの例があるようです。

Q.鼻血がよく出ますが、どこか悪いでしょうか。

A.鼻は空気の加温・加湿のため薄い粘膜の下に血管があり、その下に骨や軟骨があるので外傷で出血しやすい部と言えます。鼻の真ん中にある鼻中隔という壁の、鼻の入り口から入ってすぐのあたりが血管も集まり、外からの刺激も受けやすいので出血がおこりやすく、9割くらいはこの辺りが原因となります。脳の出血は鼻からは出ません。鼻をこすったりほじったりするのは子どもによく見られ、出血の大きな原因となります。また強く鼻をかむことも原因となり、アレルギーや副鼻腔炎などがあれば治療することで出血しにくくなります。この時期は空気も乾燥し、粘膜が傷つきやすい状態になりますのでマスクをしたり、ワセリンを塗ったりすると保湿に有効です。血圧が高いと出血につながります。高血圧があれば治療しましょう。鼻血がでた時は小鼻のあたりを強く10分程度圧迫すると止まることが多いでしょう。止まらなければ長めに圧迫しましょう。

 新年は4日土曜日からの診療となります。今年もよろしくお願いいたします。

 三ヶ田で親子Gゴルフ大会

 三ヶ田町(角喜八郎会長)で12月8日、恒例の親子グラウンドゴルフ大会が若草公園であった。約40名が参加してゲームを楽しんだ結果、橋本正巳氏が優勝した。子供は工藤飛翔くんが優勝。午後からはもちつきをした。。

三ヶ田Gゴルフ.JPG

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