南大分マイタウン 本誌 第407号・令和2年2月1月

ラベンダー(更年期専門)外来 最近の話題「出生数が90万人を割りました」

医療法人社団愛育会 曽根崎産婦人科 院長 衛藤 真理

最近の話題 出生数が90万人を割りました

 毎月毎月 少子化の話題であることが悲しいです。2019年度の出生数の概算が出ました。2019年に日本で生まれた赤ちゃんは およそ86万4000人だそうです。12月25日の朝のNHKニュースでした。令和はじめの成人式で122万人が成人式を迎えたとのことで、20年前と比べると約36万人も減っています。ここのところ出生率の低下は深刻な問題でしたが、低下の曲線があまりに急降下で、予想を遙かに下回っています。2014年に出生数が約100万人になってから、あれよあれよという間に100万を割り込み、2018年は92万人台でしたのに、昨年は86万4千人で、一気に5万4千人も低下しました。生まれる数は下がるのに、亡くなる方は多くなり、結局、昨年は差し引き55万人も日本人が減ったそうです。これは鳥取県の人口とほぼ同じだそうで、一年間で鳥取県が消えてしまった事になります。なんとかしなくては、と思ってるのは私一人ではありませんが、いったいどうするの!大声で叫びたいです。原因の一つは、日本人は結婚しないと子供を産まない傾向にあります。まず、結婚する人が増えません。ですから産む人が増えません。そうはいっても、私の患者様たちはみんな結婚したいと言ってます。特に35歳以上の方は、良い方がいたら早く結婚したいと言ってます。生んでみたいともおっしゃいます。でも、みんな相手が見つからないとこぼします。自分の気に入った、気の合う相手にはなかなか出合えないようです。

 ため息ばかりついていないで、卵子凍結、親の婚活、なんでも、やれることはすぐ始めなくてはなりません。まず、卵子凍結、といっても、日本では子供ができない不妊症のカップルや抗がん剤を使わなければならない方のためには使えますが、いつ産むかわからない方のための卵子凍結を受け付けているところは少ないそうです。

すこやか通信「胃食道逆流症とは」

伊藤内科医院 院長 伊藤 彰

 2月に入って、益々寒さを感じますが、皆さん、如何お過ごしでしょうか。

 食事をしたあと、胸やけや酸っぱいものが上がってくる感じがあったら、胃食道逆流症かもしれません。こうした症状は胃酸を含む胃の内容物が逆流することによって起こります。欧米に多い病気でしたが、近年、日本でも増えてきました。通常、命にかかわることはありませんが、食事が楽しめない、よく眠れないなど生活の質の低下を招きます。

 胃食道逆流症は、胃酸と胃内容物が食道に逆流することによって、胸やけ(みぞおちから上に向かって焼けるような感じ)や呑酸(酸っぱいものが上がってくる感じ)などの症状が起こったり、食道の粘膜がただれたりする病気です。胸やけは胃もたれと混同されがちですが、胃もたれは重苦しい感じ、一方の胸やけは食道に火箸を入れられたようにカーッと熱くなる症状で、まさに胸が焼ける感じがします。

 そもそも、なぜ胃酸が逆流するのでしょうか。食道と胃の境目を噴門、その周りの筋肉を下部食道括約筋といいます。また、噴門は横隔膜を貫く位置にあります。

 通常は括約筋の機能と横隔膜の機能が連携して噴門を締め、胃の内容物が胃より上に行かないようにしています。

 ところが、胃食道逆流症の人は下部括約筋が緩みやすくなっており、胃酸が逆流してしまいます。また、猫背と肥満は、胃が持ち上げられた状態になるため、胃酸の逆流を促します。

 治療の基本は薬物療法です。柱になるのは胃酸の分泌を抑える薬です。新しい薬もありますので、かかりつけの先生に相談してみて下さい。

 また、日常生活で第1に注意すべきは食生活です。暴飲暴食は厳禁。3食を規則的に適量食べ、就寝の3時間前には食事が終わっているようにします。胃酸の逆流を防ぐため、食べてすぐ横にならないことも大切です。

 食事内容では、胃酸の分泌を増やすものを避けます。脂っこいものや胃にもたれやすいものはもちろんですが、糖質も胃酸分泌を促進するので、穀類、イモ類、甘い物は控えめに。

ひつじの健康相談 「花粉症の方は早目に備えましょう」

ほうふ耳鼻咽喉科院長 螻川内 英臣

 1月8日は電子カルテの調子が悪くなり、4台あるカルテが親機以外次々と動かなくなったので、業者さんにみてもらいましたが、コンピューターの不調ではなく、通信の異常のようでした。良さそうに見えてもまた動かなくなり、結局親機から接続されているケーブルの異常だったようで、ケーブルの交換で落ち着きました。復旧に時間がかかり、待ち時間が長くなったり午後に変更していただいたりと、ご迷惑をおかけしました。コンピューターがらみの話ですが、ウインドウズ7のサポートが先月で終了しました。複数台あるコンピューターで該当するものがありますが、インターネットに接続されてないのはそのまま使用していきます。インターネットに接続されているものは、元々ビスタだったものを7にアップグレードしたもので、使用途中で急に電源が落ちてしまうことも度々あったため、今回買い替えました。

 もうすぐスギ花粉が飛散する時期となりました。この冬は暖冬傾向で、スキー場や雪まつりの雪不足や、ニューヨークで桜の開花、国内でも菜の花に混じってひまわりが咲いたり、インドネシアの洪水、オーストラリアでの森林火災など、国内だけでなく、世界的な異常気象が伝えられています。暖冬ですが、断続的に寒気が流れ込んで、休眠打破(いったん休眠に入った花芽が一定期間低温にさらされ休眠から覚めること)が適度に起こり、2月の寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始める見込みです。飛散開始は平年並みかやや早く、飛散開始は2月中旬と予想されています。スギ花粉のピークは2月下旬から3月上旬、3月下旬から4月上旬にヒノキ花粉のピークを迎える予想です。花粉の飛散量は大分県では昨年の46%、平年の83%と、大量飛散であった昨年と比べ大分少なくなると予想されています。シーズン全体の花粉が少なくても、一時的・局地的に大量に飛散することがあるため、油断せずにしっかり対策を行いましょう。

みどりのお薬箱㉘

 今年は、暖かい冬となっていますが、皆様油断をせずに乗り切っていきましょう。

 さて、前回はお薬をお渡しする時に使う袋の薬袋についてお話しをざっくりといたしましたが、今回は飲み薬の分について触れてみたいと思います。

 処方箋への記載は、1日量が記載されており、そのままだと間違って服用をしてしまいますので、薬袋には1回分の量や薬品目を記載してわかりやすくしています。1回が同じ量の事ばかりではないので、服用時に確認ができるようになっているわけです。写真付きの詳しい説明書を見なくても服用に必要な情報は、確認できるようになっています。ですので、お渡しした薬袋の中でお渡しした内容のまま保管をしていただかないと、服用の仕方が分からなくて間違った服用をしてしまう可能性がありますので、入れ変えたりせずに保管をしていただきたいと思います。

(有)みどり調剤薬局 豊府店 羽屋4-1-A

☎・540-7210 F・0120-08-3745

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