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​平成30年8月1日 第389号3P

ラベンダー(更年期専門)外来「最近の話題 性教育のあり方」

医療法人社団愛育会 曽根崎産婦人科 院長 衛藤 真理

 人間は他の動物に比べればとても賢いといわれていますが、何の知識も学習しなければ 身につきません。女性の晩婚・晩産化に伴い、20〜30歳代での出生数は減り続けている一方、15歳未満の出生数は減っていません。愛育病院院長の安達先生の文章からの引用ですが、ある地方の高校生が対象の調査で、「月経は死ぬまで続く」との回答が3割に上がったり、女子大学生の「何歳で閉経するの?」の正答率が5割程度だったりと、性教育の不十分さを裏付けるデータは少なくないようです。私の外来でも、 妊娠が心配でいらっしゃる50代60代の方が時々います。これまで、何度か書きましたが、閉経の中央値は51歳です。だいたい45歳以上の妊娠は限りなく少ないです。うちの病院の出産の最高齢は48歳です。約45年開業していますが48歳がたった  人です。日本人は50歳代の妊娠はありません。自分の卵での妊娠はゼロと思って良いです。現代では 卵子提供を受けることができますので、日本国内では今の所、禁止されていますが、外国に行けば 若い方から卵子提供を受け、夫の精子と体外受精して、自分に戻し 帰国して日本で出産する方がわずかですがいらっしゃいます。卵が若くても50代の妊娠は非常に危険で、担当した先生の話を聞いたことがありますが、重症の妊娠高血圧症候群や胎盤早期剥離、早産等が起こり、 ものすごく大変だったそうです。一方日本の出産の一番若い方は10歳だったと思います。現在では月経が始まる初経は8歳頃からで、65歳になった私が小学校の時代でも(55年も前のことですが)、一番早い友人は10歳で生理が始まっていました。今では75%が小学校で月経が始まります。しかし、あまりにも早く始まるので、キチンと月経がある子もいれば、半年ない子もいます。月経と言われるようにだいたい周期が決まってくるには、約5年くらいかかります。月経は子どもを生むために起こりますので、月経が始まるということは、性教育にも心を配らねばなりません。2013年のデータですが、14歳以下の出産が全国で51人います。マイタウンの4月号に書きましたが、最近(2013年データ)では高校3年生の性交経験率が下降(男子27・6%女子18・1%)してきているそうなので、14歳以下の出産数が減少すれば良いと思っていますが、14歳以下の妊娠が望んだ妊娠とは思えませんので、数が減ろうとも、キチンとした情報、つまりキチンと性教育をして、月経が始まれば、妊娠することもあるということ、避妊をしなければ妊娠するということも、教えなければなりません。

すこやか通信「暑い夏の運動療法」

伊藤内科医院 院長 伊藤 彰

 8月に入って、暑い日が続きますが、皆さん、如何お過ごしですか?

 日本の夏は特に湿度が高く、熱中症などが発生しやすい環境です。そのため、屋外で運動を行う格好や時間帯、運動中の水分補給などに十分に注意を払う必要があります。

 運動を行う際の服装ですが、長袖、長ズボンなど熱がこもりやすい格好は避けてください。ただし、綿百%の服では発汗した後、汗が蒸発しにくく、熱中症になるリスクも高くなります。速乾性のスポーツウェアがオススメです。

 夏場に野外で運動を行う際には日中を避け、比較的気温の低い、日が昇り始める早朝か日没後の夜の時間帯がオススメです。特に夕立の後は気温が下がりますので、良いでしょう。

 夏は、どの時間帯においても運動中の発汗量が他の季節よりも多くなりますので、水分補給には十分な留意が必要です。水分補給は発汗量が目安です。最初は運動前後に体重を測定し、運動中に摂取した水分を差し引いた量が水分補給の目安となりますので、少し面倒かもしれませんが、試して見ましょう。

 夏の屋外で行う運動には、様々な注意が必要となります。そこで、夏場は屋内での運動を取り入れてはいかがでしょうか。

 屋内での運動は直射日光のない反面、風通しの悪い空間だと熱がこもりやすく、場合によっては野外よりも脱水症や熱中症の発症リスクが高くなります。屋内で運動を行う際には、窓などを開け放ち、風通しの良い場所で行うようにしてください。扇風機やエアコンをうまく活用して部屋の温度や湿度を下げた環境を作って行いましょう。

 また、屋内での運動の際には運動中の転倒に留意をすることも重要です。フローリングでは靴下を履いたまま運動をすると足もとが滑りやすくなり、転倒してしまう恐れもあります。

 まずは、1週間、ニコニコペースを意識して取り組んでください。自宅のリビングや出先、細切時間を利用して、これからの暑い季節の運動不足を解消しましょう。

みどりのお薬箱

 先月号で、地域の方々にお薬に関するお話しをさせていただいたことを紹介いたしました。このように以前の薬局の形態とは業務が変化してきています。薬局内で患者さんをお待ちするのはもちろんのこと、私たち薬剤師も外に出かけていくことが多くなりました。

 それは、在宅で過ごされている患者さんの所に行ってお薬の管理をしたり、地域連携の医療会への出席や学校の衛生管理のために学校に出向く業務などもあります。

 こうやって、地域に根ざした取り組みを薬局はこれからの大きな役割としてやっていくべきだと考えています。そして皆さんにとって薬局がいつでも寄れる健康ステーションになっていければいいなとも思います。

 もっと薬局の業務を知っていただいて、賢く利用していただくために8月19日(日)10時から「大人のための薬局業務体験会」を開催いたします。お気軽にお越し下さい。人数把握のため、事前電話予約をお願いいたします。場所はほうふ耳鼻科・たなか眼科隣みどり調剤薬局豊府店にて行いますので、皆さんのご参加お待ちしております。

(有)みどり調剤薬局 豊府店 羽屋4-1-A

​☎・540-7210 F・0120-08-3745

ひつじの健康相談「耳の痒みについて」

ほうふ耳鼻咽喉科院長 螻川内 英臣

 大分県では大きな被害はありませんでしたが、平成30年7月豪雨は、西日本を中心に全国的に大きな被害が出ました。亡くなられた方も多数おり、ご冥福をお祈りします。毎年のように豪雨による災害があり、また地震や火山の噴火など、自然の脅威の前で、人間の無力さを感じます。自然をコントロールできるわけではなく、謙虚な姿勢が求められます。

Q.よく耳が痒くなります。どうしたらいいでしょうか?

A.外耳道は耳の入り口から鼓膜までで2・5〜3・0㎝あり、外側1/3は軟骨、内側2/3は骨で、その表面にある皮膚は薄く、炎症に弱くなっています。外耳道には本来自浄作用があり、鼓膜から外耳道の皮膚表面は外耳道入り口部に移動し、分泌物と一緒になって耳垢になります。耳掃除はこの入口にある耳垢を除去するもので、奥の骨部外耳道を触る必要はありません。骨部外耳道の皮膚は0・2㎜と薄く、敏感です。表面に触っただけで痛みを感じますが、外耳道湿疹の人はむしろ気持ちよいと感じます。日本人に多い乾燥した耳垢では月に1回、耳穴に近い部にたまった分を取り除き、湿った耳垢でも週一回程度入口を綿棒で拭う程度でいいといわれています。

 外耳道の炎症を引き起こす最も重要な因子は耳かきで、耳かきや綿棒で頻繁に耳掃除をすることで、耳垢本来の皮膚保護作用が破壊され、痒みが生じている場合が多いといわれています。外耳道湿疹と言われる状態で、耳掃除をしないという人でも、実は毎日入浴後に綿棒で耳を清掃していたりします。触ると外耳道の自浄作用が障害され、耳垢がたまりやすくなり、耳掃除をする回数が増える結果となります。痒いと掻き、掻くとますます痒くなる悪循環に陥ります。また痒みはストレスが関与し、イライラすると耳を掻く、という人もいます。触りすぎないようにしましょう。

 13日(月)から15日(水)は夏季休業のため、休診とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

永興で講演会「地域のきずな」

 永興町内会(早田久豊会長)で7月8日、公益財団法人モラロジー研究所の社会教育講師・大場堂志氏を講師に迎え、「地域のきずな」講演会が行われた。聴衆は約50人の組長の皆さんで、熱心に話を聞いていたが、終了後は組長会議で忙しそうだった。

永興講演会.JPG

行政書士の無料相談会 8月19日

 行政書士による無料相談会が8月19日(日)午後1時から4時まで、南大分公民館研修室で開催されます。相続・遺言・成年後見・就労ビザ・国際結婚・親子や夫婦関係についての心配事、その他お困り事があれば、この機会に相談してみませんか。相談は無料。秘密は厳守されます。

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溝邊総合法務事務所大分市三ケ田町3-2

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