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南大分マイタウン 本誌 第394号・平成31年1月1月③

ラベンダー(更年期専門)外来最近の話題  四捨五入で50歳は更年期です

医療法人社団愛育会 曽根崎産婦人科 院長 衛藤 真理

 いつから更年期なんですか?これは更年期の症状ですか?毎日私の外来にいらっしゃる方の中に、 いわゆる更年期の方がたくさんいます。どこから更年期?と言われても、 はっきりした年齢はなく、自分が更年期と思ったら更年期です。と訳のわからん答えにしています。日本人の最近の閉経の中央値は51歳です。一年間月経が止まっていると、その最後の月経の年齢を閉経と言いま す。しかし、いわゆる更年期症候群は閉経の前から始まる方もいますし、また、閉経の年齢は40歳くらいから 60歳くらいまで様々です。私は56歳まで月経がありました。45歳前に閉 経したり、数ヶ月無月経が続き、どこかおかしいのではないかと心配していらっしゃる方は、結構たくさんいます。年齢のばらつきが大きいのでなかなか、いつから更年期と言いにくいのです。女性ホルモンの値を測定すると、わかりますが、まだ、それほど、ホルモン値が変化していなくても、症状が先行する方もいます。更年期症候群の主たる症状は自律神経失調症で、頭痛、めま い、動悸、発汗、肩こり首こり、腰痛、不眠、全身倦怠感、気分の落ち込み、意欲の喪失、唾液が出ない、飲み込みが悪い、耳がつまる、手指の変形や痛み、などなど、たくさんの症状があります。50歳以後でこの症状が起こると、本人も主治医(内科医が多い、男性が多い)も、更年期かな?ということも、考えますが、40歳代でこの症状が起こると、更年期症候群のことは候補に上がらず、様々な検査が計画されます。最近受診した患者さんは、45歳前後でしたが、めまいや、動悸が止まらず、耳鼻科、循環器でなかなか治らず、カテーテル検査をしても、わからず、私の外来で、女性ホルモンの投与をしたら、すっかりよくなりました。この方は月経は不順ではありましたが、しっかりありました。だからといって、なんでんかんでん更年期というわけではありませんが、四捨五入で50歳になるくらいの年なら、更年期症候群は起こりますので、すっきり良くならないなら、更年期症候群かも?と考えてみてください。卵巣機能は徐々に下降します。月経があっていても、閉経の五年くらい前から妊娠はしないです。いや、妊娠出来ないです。卵巣機能が下降すると、死ぬまで元気な脳はなんとか 卵巣から卵を排出して、いつまでも、子どもを生ませようと、いつもより強い刺激で卵巣を叱咤激励します。この脳から出る卵巣刺激ホルモンの一過性の上昇が持続的になると、いよいよ閉経ですが、実はその大分前から一過性には上昇しています。だいたい37歳ころよりたまに上昇しています。ですから、40代前半にはたまに自律神経失調症が起こっても不思議はありません。30代の後半から、卵巣の卵の質が低下するため、不妊症外来で排卵誘発しても、成功率が下がりますし、体外受精をしても、成功率が下がるのです。つまり、更年期症候群も起こるのです。早く言えば、なんでんかんでん卵子の老化がはじまりです。四捨五入して50歳はしっかり更年期です。しかし、更年期症候群だとしても、すべてが女性ホルモン剤がファーストチョイスではありません。漢方もあれば、眠剤も食事や運動もあります。

すこやか通信「冬の健康管理」

伊藤内科医院 院長 伊藤 彰

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は、南大分マイタウン共々、大変お世話になりました。今年も宜しくお願い致します。

 1月になり、寒さも本番、体が芯から冷える時期となりました。

 冷えは万病のもととも言われ、色々な病気を引き起こす原因となっている事がわかってきました。冷え性になる原因は様々ですが、最近は、ストレスや不規則な生活によって、自律神経が上手に機能しない事や、熱を作る筋肉が少ない事が上げられます。

 体の冷えは、ホルモンのバランスの乱れをはじめ、体を守る免疫機能や自然治癒力などを低下させます。また、冷えると血行や代謝が悪くなるため、頭痛や肩こり、腰痛などが起こりやすくなります。さらに体の冷えは、胃腸の働きも悪くするため、下痢や便秘、食欲不振を起こす事もあります。

 寒い時期は、どうしても運動不足になりがちです。体を動かさないと筋肉は衰え、血行や代謝も悪くなります。積極的に体を動かして、冷えにくい体をつくりましょう。

 冬は風邪、インフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症が増えてきます。感染症などは免疫力の低下なども、ひとつの要因になっています。

 年末年始は、忘年会や新年会などの行事が多く、疲れがたまりやすい時期です。体力だけでなく、病気に対する抵抗力も低下します。

 年のはじめです。生活習慣を見直してみませんか?免疫力を高めるには、体を温めて冷えないようにする事が大切です。バランスの良い食事、適度な運動で免疫力をアップし、風邪をひきにくい体質を目指しましょう。また、ストレスをためない事も重要です。外出時には、帽子や手袋でしっかり保護し、上半身は、室内の温度にあわせて調節できるように、重ね着しましょう。ウオーミングアップを忘れずに、日中でも気温が低い日は、できるだけ午後の暖かい時間に体を動かすようにしましょう。

みどりのお薬箱⑮

 さて今回は、慢性疾患のお薬の飲み忘れの原因について触れてみましょう。多くの患者さんが、慢性疾患のお薬を使っていらっしゃいますが、なかなかきちんと飲めないという声を聞きます。前回お話しをした急性で使う風邪薬でもきちんと続けていくのは難しいのに、慢性疾患のお薬はなおさらのことだというのは想像できます。

 ですが慢性疾患のお薬は、きちんと服用している事が前提で処方されているのです。服用できていないと医師はお薬の効果が出ていないと思い、処方されるお薬が増えてしまうかもしれません。きちんと飲み続けていくのには、なぜこのお薬を飲んでいるのかを自身で意識しておくことも大切です。例えば風邪で、症状が強い時は薬を飲みますが、服用後にお薬の効果で症状が良くなっているのに気付かず、お薬を飲むことを忘れがちになりますよね。慢性疾患の治療は、風邪の時よりも、お薬が効いてることを感じにくいと思いますが、お薬を飲み続けているから効果が持続できている事を意識しておく必要があります。診察の時に医師に経過を診ていただいたり、私たち薬剤師から飲み残しの事を尋ねられたりしながら、継続のお手伝いをしてもらっていると考えて下さい。次回は、それに関する”薬識“についてお話しいたしましょう。

(有)みどり調剤薬局 豊府店 羽屋4-1-A

☎・540-7210 F・0120-08-3745

ひつじの健康相談 めまいについて

ほうふ耳鼻咽喉科院長 螻川内 英臣

 あけましておめでとうございます。

 子どもがイルミネーションをつけてというので、1週間かけて探し出し、10年ぶりくらいにつけてみました。違う年に延長分を買い足したりしたのが、結局接続できなかったりするので、使えるのは2本だけ。多分今時珍しいLEDではないイルミネーションを、玄関脇の木につけてみました。こじんまりとして、我ながら、悪くはありません。

Q.めまいがずっと良くなりません。色んな病院にかかっても、原因もはっきりしません。

A.メニエール病や前庭神経炎など、めまいを起こす病気はいくつもありますが、どれにも当てはまらないものは「めまい症」という病名になります。診断がつかなければ原因も分からず、治療法もありません。日本では20〜25%がめまい症と言われ、めまいを専門にし

ている病院でも、4人から5人に1人は診断がつかないということになります。最近国際学会で、めまいの新しい診断基準がつくられました。持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)という病名で、何らかの急性めまいに続いて起こる慢性持続性のめまいです。立っていると症状が出やすく、体を動かしたり、視覚の刺激で悪くなりやすいのが特徴で、瞬間的に悪くなったり、症状に波があることも多く見られます。良性発作性頭位めまいという病気がめまいの原因で、一番多いといわれていますが、この新しい病気が実は結構多いと考えられ、ドイツの調査では良性発作性頭位めまいについで、二番目に多いという結果でした。慢性持続性のめまいでは一番多いと考えられてます。この病気は、最初に内耳に異常の起きる疾患を発症し、これが治らずに長引いてすっきりせず、動いたり動画をみて

も気持ち悪いという感じになります。耳の病気だけでなくパニック発作が原因になることもあります。この疾患のいいところは、内服薬など効果の期待できる治療法があることです。

 今年もよろしくお願いいたします。

行政書士の無料相談会 1月15日

 行政書士による無料相談会が1月15日(火)午後1時から4時まで、南大分公民館研修室で開催されます。相続・遺言・成年後見・就労ビザ・国際結婚・親子や夫婦関係についての心配事、また、会社設立を考えている方、その他お困り事があれば、この機会に相談してみませんか。相談は無料。秘密は厳守されます。

お問い合わせ

溝邉総合法務事務所、大分市三ヶ田町3-2

☎︎547-9333、090-8913-3681