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南大分マイタウン 本誌 第396号・平成31年3月1月

ラベンダー(更年期専門)外来 最近の話題  子宮がんは予防できます

医療法人社団愛育会 曽根崎産婦人科 院長 衛藤 真理

 先月号のグラフが小さかったので、もう一回大きく載せて欲しいとお願いしました。先月号にも書きましたが、日本で毎年約2400人が死亡する子宮頸がんを予防するために、世界のほとんどの国でHPVワクチン接種が実施されています。各国のHPVワクチンプログラムの接種率は、ルワンダ99%やブータン90%の接種率の高さに比べて、日本0・6%の低いこと!一番進んでいるのは、オーストラリア73・1%だそうです。ほんとんどの国は女性のみですが、オーストラリアでは男女両性に学校で接種しています。オーストラリアでは2006年11月より、4種類のHPVが入った4価ワクチン接種のプログラムを決め、12〜13歳の女性への定期接種(学校接種)そして、13〜26歳の女性へのキャッチアップ接種(2007〜2009年の2年間限定)、それにプラスして、2012年からは、男性へも4価接種プログラムの実施決定。12〜13歳男性への定期接種(学校接種)が始まっており、オーストラリア都市部ではワクチン世代(18〜24歳)のワクチン関連HPV感染の激減が証明されているそうです。子宮頸がんを引き起こすHPVウィルスのハイリスク群はエイズウィルスなどとは違って、皆さんの皮膚に普通に存在するウィルスですから、性交によって、男性から女性へ、女性から男性へ移りますので男女両性に接種するのが一番有効です。

 小学校6年生から高校1年生まで 無料で接種できる間に是非打ってください。産婦人科に予約して来てください。

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各HPVワクチンプログラム摂取率

​~世界は日本の感染対策への対応に注目しています~

すこやか通信「慢性副鼻腔炎」

伊藤内科医院 院長 伊藤 彰

 3月に入って、少しずつ暖かくなってきましたが、皆さん、如何お過ごしですか?

 慢性副鼻腔炎は、一般的には蓄膿症と呼ばれる鼻の病気で、日本人に100万人以上の患者がいると言われています。緑色の鼻水などが特徴ですが、頭痛や鼻茸、嗅覚障害など多彩な症状が現れることは意外と知られていません。

 副鼻腔とは、鼻の周りに存在する粘膜でおおわれた左右8つの空洞のことを言います。副鼻腔と鼻腔はつながっていて、鼻から吸った空気を加温・加湿してのどや肺に送り、乾燥や雑菌の繁殖などを防いています。

 副鼻腔炎は、何らかの原因で副鼻腔に炎症が起きて、鼻づまりや鼻水など人によって多彩な症状を引き起こします。炎症や症状が1か月未満で消失するものは急性副鼻腔炎、3か月以上持続するものは、慢性副鼻腔炎と診断されます。慢性副鼻腔炎は、これまでは蓄膿症と呼ばれる慢性化膿性副鼻腔炎がほとんどでしたが、近年増えてきているのが好酸球性副鼻腔炎という新たなタイプです。

 2015年に指定難病となった病気で、治療しても再発、あるいは、治りにくい傾向があります。

 好酸球性副鼻腔炎の原因やメカニズムはまだ解明されていませんが、血液中の好酸球が増加することがわかっています。好酸球性副鼻腔炎を放置していると、症状が悪化して喘息になったり、中耳炎を発症したりすることがあります。好酸球性副鼻腔炎は、黄色いニカワ状の粘り気のある鼻水、ニオイがわからなくなる嗅覚障害、多発性の鼻茸が特徴です。

 慢性化膿性副鼻腔炎と好酸球性副鼻腔炎は治療法が異なり、症状に応じて保存的治療と手術を組み合わせます。

 鼻づまりや鼻水などの症状が長引くなど、気になる症状があったら放置せず、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

ひつじの健康相談 花粉症はセルフケアが第一

ほうふ耳鼻咽喉科院長 螻川内 英臣

 今年の1月は暖かかった日も多く、スギ花粉も2月の上旬から少しずつ飛び始め、中旬から本格的に飛び始めました。

 花粉症はセルフケアが第一です。体に入ってこないように、家に持ち込まないように気をつけましょう。外出時はマスクやメガネを着用し、花粉の付きやすい素材の服は避ける、家に入る前に花粉を落とすなど意識しましょう。一度症状がひどくなると、薬を使ってもなかなか落ち着かず、強力な治療が必要になります。症状が軽いうちに治療を始めましょう。内服薬で眠気が出ることがありますが、個人差が大きく、使ってみないと効き目や副作用の出方はわかりません。花粉の量にも左右されますので、年によって同じ薬でも効きが悪いことがあるかもしれません。合う薬が見つかれば、それを基本に、症状などに合わせて内服や点鼻・点眼薬、漢方薬などを併用します。花粉症の症状が毎年ひどいようであれば、花粉シーズン終了後になりますが、舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)という治療法があります。これは体質改善をする治療法で、花粉が飛んでいない時期も含めて4〜5年間継続する必要がありますが、この治療を行った全国の患者さんへのアンケートで、ほぼ8割の人が「症状が改善している」と回答しています。スギ花粉症の免疫療法の薬として最初に液状のシダトレンが発売されましたが、錠剤のシダキュアが追加され、常温での保存が可能となりました。この治療の開始時期は、花粉シーズン終了後からになりますので、6月くらいからになります。またダニアレルギーの免疫療法の薬であるミティキュアも発売されており、併用することもできます。ご希望のある方はご相談ください。

 また喘息やじんましんに使用されている注射薬が、アレルギー性鼻炎にも使えるように申請されたので、将来使えるようになると思います。この薬は重症な患者さんが対象になると思いますが、使える選択肢が増えるのはいいことです。

みどりのお薬箱⑰

 春の足音が聞こえる季節になりましたね。この素敵な季節が、花粉症のせいで憂うつだとおっしゃる方を毎年数多く見受けます。そこで今回は、花粉症に使われるお薬についてお話しいたしましょう。

 花粉症の症状には抗アレルギー剤が使用され、鼻水・鼻づまり・クシャミや目の痒みを抑えたりしてくれます。部分的な症状の改善には外用薬の点鼻薬や点眼薬を使いますが、総合的に症状を改善するためには、やはり全身作用がある内服薬が選択されることが多いようです。

 ただ、皆さんもご存知かもしれませんが、内服薬では抗アレルギー薬の代表的な副作用である、眠気の発症が危惧されます。近年その副作用対策として1日1回だけ服用すれば良いものも多く登場していますから、夜や寝る前に服用すれば眠気対策になりますよね。もっと新しいものでは、眠気がさらに軽減できている新薬も登場していて、かなり使いやすくなってきました。ただし、副作用の眠気は個人差が大きいですし、最初がひどくて続けていると慣れてくることも多いので、休日の前から服用を開始する事をお勧めしています。

 次回は、内服薬の上手な使い方をお伝えいたしましょう。

(有)みどり調剤薬局 豊府店 羽屋4-1-A

☎・540-7210 F・0120-08-3745

行政書士の無料相談会 3月11日

 行政書士による無料相談会が3月11日(月)午後1時から4時まで、南大分公民館研修室で開催されます。相続・遺言・成年後見・就労ビザ・国際結婚・親子や夫婦関係についての心配事、また、会社設立を考えている方、その他お困り事があれば、この機会に相談してみませんか。相談は無料。秘密は厳守されます。

お問い合わせ

溝邉総合法務事務所、大分市三ヶ田町3-2

☎︎547-9333、090-8913-3681