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南大分マイタウン 本誌 第397号・平成31年4月1月

大友氏四〇〇年78 大友氏ゆかりの地を訪ねる12

NPO法人・大友氏顕彰会 理事長 牧 達夫

鶴賀城跡(利光山)・成大寺 大分市上戸次利光

 私が鶴賀城跡を訪ねたのはもう二〇年近く前のことで、まだ市民にも今日のように知られていなかったと思う。歴史的にみれば鶴賀城は、大友府内のまちの玄関口という要衝の地であった。

 国道10号線を戸次の町から犬飼方面へ進み利光地区に入ると、左側に「鶴賀城跡」の案内板がある。ここから進むと、田んぼが拡がる道が鶴賀城(利光山)へと延びている。

 鶴賀城跡の山麓に成大寺がある。かつて六つの末寺をもっていたという成大寺は、いまは寂れた無住の庵だけが残っている。

 ここ成大寺に鶴賀城主利光宗魚の供養塔が建っている。宗魚は家臣や戸次周辺の民に信頼の篤かった武将であったが、一五八六年の島津軍との戦で無念の死を遂げている。利光氏は大友二代親秀の二子重秀(戸次氏)が始祖で、およそ三〇〇年間、府南の要衝鶴賀城の城主として守っていた。

 境内にもうひとつの史跡がある。それは長宗我部信親以下七〇〇余人をたたえた記念碑である。この碑は信親とともに戦死した家臣の子孫の人々や地元戸次の人の手によって、昭和四一年に建立されたもので、戸次川原に散った信親をはじめ七〇〇余名の氏名が記されている。

 上戸次利光地区では、「大野川合戦まつり」に合わせて毎年、ここ成大寺で戦没者供養が営まれている。実はここ成大寺で平成二六年十一月八日(この年の合戦まつりは十一月八〜九日)、初めて豊後大友・薩摩の島津両軍の地元関係者、そして鶴賀城主・利光宗魚の子孫がそろって供養に参列。

 利光宗魚の子孫は、私と親交のある利光征行さんとその兄の喜義さん、島津軍の地元関係者という方は、島津家久らの顕彰会の代表である本田哲郎さん、そして大友軍の地元関係者として私(牧)が代表として、戦没者供養の場に初めて三者が参列し、戦没者の霊を弔い、そして握手を交わしたのである。私が大友軍の地元関係者として招かれたのは、大友氏顕彰会の活動をしているからであろうか。

 この三者がはじめて供養の場に参列し、握手する演出を企画されたのは、地元「利光史跡保存会」の高橋泰夫さんである。以上のようなことが地元大分合同新聞に報道され、当時結構話題になったことを憶えている。

 

 さて、成大寺周辺の眺めである。今もさして変っていないと思うが、その昔訪ねた時、田植えが終ったばかりの田んぼの稲が戸次川(大野川)からの風にゆれ、平和なひとときを過ごした。

 十数年前、鶴賀城跡の利光山に登ったことがある。城跡の頂は標高一九三メートルであまり高くはないが、そこは険阻だった山城であり、また独りぼっちの登山であり、かつまた、時節柄ヘビが恐かったので、登る前に竹を失敬して杖とともに歩いた。

 ゆっくり、ゆっくりと森の中の山道を、はるか昔の合戦を想像しながら登る。すると突然繁みから物音がし、我に帰る。鳥の羽音と鳴声であったが、うっそうとした寂しい山の中、独り登山はなんとも心もとない。つい急ぎ足になっている自分がいた。

 辿り着いた頂上付近でボトルの水を飲み、本丸跡に入ってみると薮状になっていて進行を断念し、手前の二の丸跡に足を踏み入れる。二の丸跡は空間があり、北側からは戸次の里が眼下に拡がり、ゆったりと流れる大野川が初夏の陽に映じて光り輝いていた。

 夏草が茂る二の丸跡に立ち、連なる峻嶺を眺めながら、しばし往時の合戦を思い描く。二の丸に「鶴賀城跡の記念碑」が建っており、鶴賀城合戦をいまに伝えている。

 ここ数年来、前述の高橋さん(利光史跡保存会)らが城跡を整備され、山城登山も度々実施されるようになったことは大変喜ばしい限りである。

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新舞踊初夏の彩り 5月5日 音の泉ホール

 「第33回新舞踊初夏の彩り」が5月5日音の泉ホールで開催されます。流派の異る社中が一堂に会して約35曲を舞う祭典で、開演は12時30分から。目下前売券(1500円)好評発売中。お申込みは大分県新舞踊連盟☎︎545−3833。