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南大分マイタウン 本誌 第398号・令和元年5月1月

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夢宝の水墨行脚

山頭火三国峠を越え豊後路を行乞

 山頭火は本名を種田正一と言い、人より少し変った俳人です。俳人といっても五七五の定型でなく、自由律です。たとえば「分け入っても分け入っても青い山」、「ホイトウと呼ばれる村のしぐれかな」「ちんぽこもおそそも湧いてあふれる湯」など。二句目と三句目は一応五七五になっており、しかも二句目には季語も入ってますが、本来自由律というのは五七五の定型や季語にこだわらない、入っていればそれでも構わないじゃないか、絶対に反対という訳ではないのです。

 無類の酒好きで、最後は松山の道後で酔いつぶれたまま天国へ行ってしまいました。

今月の料理 春キャベツの蒸し煮

 鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいます。この時期になると気温が安定せず、「風邪は百病の長」というワードを耳にする機会が増えてくるように思います。健康な状態であれば問題ありませんが、抵抗力が弱くなると風邪をひき、それによりさまざまな不調をきたしてしまいます。

 これを抑えるには、発汗作用のあるシナモンやニラ、生姜、葱、クコの実、チンゲンサイなどが効果的です。今は万物の芽吹きと成長の季節であるため、菜の花、せり、ちもと、グリンピース、タケノコなどを使ってご飯に炊き込んだり、お吸い物に入れると香りを楽しみながら食することが出来ます。春キャベツも美味しいので是非作ってみて下さい。

(材料)

豚肩ロース肉200g、春キャベツ葉半分、あさり200g、にんにく1片、グリーンピース少々、白ワイン大3、白だし大1

オリーブオイル大さじ1、クレイジーソルト少々、仕上用EVオリーブオイル大1枚

♡作り方♡

①あさりを砂抜きし、殻同士をこすり合わせて表面の汚れを落とし流水でサッと洗い水気をきる。

②にんにくは包丁でつぶし、春キャベツは手で大きめにちぎる。

③豚肉の両面にしっかりと塩こしょうをふり、厚手の蓋付鍋にオリーブオイルを熱し、豚肉を入れる。こんがりと焼き色がついたら裏返す。

④③につぶしたにんにくを加え、にんにくが焦げないように何度かかえしながら肉の裏面も焼き色をつける。

⑤④にあさり、春キャベツ、グリーンピース、白だしを加え、蓋をして弱火で15分蒸し煮にする。

⑥火が完全にとおったら、塩こしょうで味をととのえ、最後にオリーブオイルをかける。

薬膳美容料理研究家

坂本薫

☎545-5374

今月の料理.jpg

かりん街道歌会〔3月歌会〕川野里子 選

てのひらで身体を洗う子の世代

勧誘みたいな告白をする

平山 繁美

ふるさとの朽ちゆく蔵を取り壊す

目に焼き付ける違い鷹の羽

左東 清子

手作りを信仰のごと続けてきて

遂に買ひたりコンビニ弁当

野上ノブコ

縄文の土器が一億欧米で

高度な文化が評価されてる

御沓 辛止

ほろほろと泣くやうに散る茶の花の

儚なげな色朝の陽に照る

平田千代子

天の星ほろりと解くる帯のごと

スーと流れて海へと消ゆる

濱本紀代子

元気かとあなたの声が聞こえます

朝の陽差しに夕べの空に

横田美貴子

冷蔵庫に使用期限の切れている

ただあるだけのわたしはキムコ

檜垣 実生

入会希望者の方ご連絡下さい📲090-4780-6128檜垣まで

次回は5月11日(土)13:00~ ホルトホール大分

水仙俳句会 〔3月句会〕 万葉太郎 選

お別れの遠足の列長く伸び

秦  英子

七十三歳警備員してます寒戻り

佐藤 水穂

日本中郷土玩具の春埃

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一握り散歩帰りの土筆坊

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春の色口紅買って出番待ち

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アベ窮地なれども厚き蝦蟇の面

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「望郷」を読んで戦争なお憎む

川野 信江

菜種湯を鍋に入れ思う原の春

福白 虎春

マフラーの長きは遠出選ぶかな

田口 兵衛

番鳥馬酔木の花を啄みた

河野 武男

八重一重改ざん隠蔽なき白梅

田口十糸子

参加希望者は☎543-9379まで

次回は5月21日(火)AM10:00~です。